【災対新技術研究会】マストドリリングシステム

【登録番号】 H29-1448
【登録製品名】マストドリリングシステム

環境にやさしい大口径ボーリング工法
地すべり対策の鋼管杭工事,狭所の仮設工事で効果的
県内開発建設技術登録 R01-K7

マストドリリングシステムの特徴

マストドリリングシステムとは,補助マストに備え付けられたロータリー式削孔機(マストドリリングマシン)と、削孔ツールスを懸吊したクレーン(マストドリリングクレーン)で構成する大口径ボーリング工法です。
補助マストの荷重支持によってクレーンの負荷を軽減し,クレーンの小型化,または作業半径の拡大を実現しました。
マストドリリングシステムでは,クレーンと補助マストが自由に着脱できることが大きな特徴です。
マストドリリングシステムは「エアーロータリー工法」「ダウンザホールハンマ工法」「マッドロータリー工法」の3つの削孔工法から最適なシステムを選定します。
作業スペースを小さくしたい,騒音・振動・粉じんなど周辺への環境負荷を低減したいなど,従来の大口径ボーリング工事における様々な課題を解決します。

1.騒音・振動をあたえません
掘削システムがコンパクトなので,エンジン音・排気音が小さくなりました。
地盤を打撃しないので,地盤から振動を与えることもありません(エアーロータリー工法,マッドロータリー工法)。

2.産業廃棄物を出しません
孔内の循環流体に泥水ではなく圧縮空気を使用するので,産業廃棄物処理が無くなります(エアーロータリー工法,ダウンザホールハンマ工法)。

3.粉じんの発生をおさえます
循環空気はミストで湿潤に保たれ,粉じん発生を抑制します(エアーロータリー工法,ダウンザホールハンマ工法)。

4.作業スペースが小さい
小型のクレーンで作業が可能となるので,仮設足場を大幅に縮小できます。

お問い合わせ

災対新技術研究会
〒640-0405 和歌山県紀の川市貴志川町岸宮433 
TEL:0736-64-8099
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