【登録番号】R02-1066
【登録製品名】PCWパネル
紀の川市で製造する軽量盛土用のプレキャストコンクリートパネル
工法については NETIS登録 SK-090007-A
(平成27年11月掲載終了技術)の説明と同内容としております。(以下)
PCWパネル(PCW工法)の特長
【概要】
①何について何をする技術なのか?
・気泡混合軽量土の壁面材にコンクリートパネルを使用した軽量盛土工法です。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・H形鋼支柱を使用して壁面材(コンクリート板)を固定していました。
超軽量盛土材を保護する壁面材を設置するため、H形鋼や矢板等の支柱が必要であり、大型の建設機械(バイブ
ロハンマならびにクローラクレーン等)を使用しなければなりませんでした。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・道路構築(道路新設工事、道路拡幅工事)
・主に1.5車線化に伴う道路拡幅ならびに急峻な地形を有する箇所における道路拡幅、災害によって路肩が崩壊もしくは変状した道路改修、地すべり地や軽量な盛土が必要とされる新設道路等に適用されます。
④追記
・気泡混合軽量土の壁面材に使用するコンクリートパネルの形状、連結方式、基礎コンクリートを改善したことにより、道路構築等における作業効率の向上、工事費削減を追求した工法です。
・壁面材であるコンクリートパネルをコンパクト(幅1.2m、440kg)にしたことにより、作業効率が向上しました。また、コンクリートパネル背面に設置された連結箇所のスパンを短くして連結位置を壁面より地山側に離すことにより、壁面材に作用する打設圧や膨張圧に対する抵抗を高めることによって安全性が確保されます。
・連結位置のスパンを短くしたこと、連結位置を壁面より地山側に離したことにより、簡易で安価なボルトナットによる連結方式を採用できることから、作業性の向上や工事費の削減が可能となりました。
・壁面材であるコンクリートパネルの背面(地山側)に凸部を大きく設置して安定性(自立性)を高めたことにより、作業性・安全性が向上しました。
⑤その他
・流木等の衝突の可能性がある水衝部に適用できる厚型パネルも、別途けんさんんぴんの登録「R04-1702」があります。
PCWパネル説明動画:https://www.youtube.com/watch?v=zNVBygoRJqY
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